top of page

毎日是遊楽的生活我希望!!

薬剤師によるブログ、暗中無索

フリーランス薬剤師支援企画「鶏口計画(けいこう けいかく)」が本格始動!

​くちばし会員の活動記録をアップします

豆電球片手に携えて

  • 執筆者の写真おがて

紙薬歴のメリット

職場が変わると同じ薬局とは言え、やり方や規則も違うので苦労することがあります。


今となっては自動印刷が当たり前の薬袋ですが、今私がいる薬局では手書き薬袋を採用しています(これが懐かしい方もいる?)。


6年制薬学部出身の私は、薬剤師となった時からすでに自動印刷でしたから、これは初めての経験です。

記載を間違えると患者さんが薬を誤った方法で服用をしてしまう可能性があるので慎重に作成します。


また、薬歴は紙薬歴です。

患者さんごとの薬歴ファイルを薬歴棚に保管しています(これも懐かしい方いる?)


患者さんが来局されると棚から該当する薬歴を探し出して用意します。

現代のほとんどの薬局が電子薬歴なので紙薬歴には驚きました。


しかし紙薬歴で唯一、気に入っていることがあります。自由に記載できる点です。


現代のほとんどの薬局がSOAP形式の薬歴を採用していると思います。

しかしここではSOAPで書かなくてもOK。薬剤師によって自由な形式の薬歴を記載できます。

私は今日の要点さえ薬歴に残せばよいという考えなので自由記載は気に入ってます。


SOAP形式のようにブロック分けされた既存の薬歴システムは効率的ではありますが、薬剤師の裁量を殺しているように常々感じていました。


例えば整腸剤や含嗽薬といった臨時処方が続いた場合、型にはめ込んだ薬歴では無理が出てくるためです(皆さんも経験ありますよね?)。


その点、紙薬歴は機動力こそ劣るものの、患者さんごとの受診の都合に則した薬歴を書くことができます。

これが自由入力のメリットであり、本来の薬歴のあるべき姿ではないかと思いました。


しかし字が汚いと読めないというデメリットもあります。

前回投薬した薬剤師の字が汚いのと判読困難ですし、なにより個別指導に当たったときが怖いです…

かく言う私も字は綺麗ではないので…これを機に綺麗な字を書けるようになりたいです…



閲覧数:72回0件のコメント

最新記事

すべて表示

方言から学ぶ服薬指導

私の地元仙台では地方都市ということもあってか、現代では方言を耳にすることが少なくなりました。 しかし、方言にはその地方の雰囲気や温かみが感じられて私は好きです。 私の妻は青森県の津軽地方出身です。 一緒に青森の実家へ帰省すると、津軽弁で一家団欒が始まります。私は会話の内容を完全に理解することはできません。しかし声のトーンや雰囲気でなんとなく会話の内容が理解できます。 今楽しい話をしているな、とか真

フリーランス薬剤師達のブログ

bottom of page